終活をお考えの方へ

終活をお考えの方へ

近年、「終活」をされる方が増加傾向にあります。
「まだ元気だから考えるのはもう少し先でいいと思う。」というお声を伺うことがありますが、 いざというときは案外予想もつかないタイミングで起こり得ります。その際にご家族が混乱状態に陥り、冷静な判断ができずに物事を進めようと思ってもなかなか進められないといったケースも見かけます。

そのため、大切なご家族のためにも生前に終活を行うことをオススメします。
いざ終活を行おうとしても「家族や周囲の人に聞きにくい。」という場合もあります。

そんな方々へ向けて、終活を始めていただきやすいように「終活で行うべき3つのこと」についてご紹介いたします。是非ご参考にしてください。

終活で行うべき3つのこと

1. モノを減らす。

「身辺整理」という言葉だとなんだか重苦しいので、シンプルに「モノを減らす」でいいです!

大切に長く保管していたものでも、処分に困るものはなるべく今のうちに減らしていきましょう。
リサイクルショップに出せそうなもの、処分が大掛かりになりそうなもの、これだけは残しておきたいもの…
少しずつ仕分けをして、なるべくコンパクトに人生の整理整頓を心がけましょう。

2. 相談できる人を探す。

身内と遠く離れていたり、ひとり暮らしの場合は重要です。死人に口なしなのに一体誰に自身の死を伝えればいいのか…そう思ったことありませんか?

各自治体の制度にもよりますが、民生委員・福祉団体様による定期的な見守り
ボランティアなどがあります。

夜なのに明かりがついていない・郵便物がたまっている等を外から状況確認したり、ひとり暮らしの方とのお話し相手など、巡回ボランティアをされている方々です。

詳しくは各市役所等にお問い合わせください。

相続・成年後見制度などの法的なご相談も専門家をご紹介いたします。

3. エンディングノートを書く。

自分の情報を残す「エンディングノート」に必要な情報を記入しましょう。

自分で伝えられる内に書くことは重要です。
いざという時の連絡先、延命治療は必要なのか、大切なものは部屋のどこにあるのか、葬儀・納骨などの希望等々、細かく記入して情報を残しておきましょう。

全部記入しなくても、自分が書ける範囲のところを書いてください。
「書く」ことで自身を見つめ直す機会になります。

エンディングノートは生前・死後どちらにも大きく関わるものと言ってもいいでしょう。